• 夏バテ予防

    夏バテとは、「食欲がない」「だるい」「疲れる」「集中力がない」「頭痛」「不快感」などの症状があらわれる、「慢性疲労」をあらわしたもの。
    暑い → 疲れる → さらに暑さがこたえる → もっと疲れる → …   っていう悪いスパイラルに。
    ところで、最近の夏バテの原因は、暑さそのものというよりも、冷房と外気の暑さの差によって起こる体調の不良が多いようです。クーラーガンガンオフィスと湿気ムレムレな屋外。夜更かししたり、暑さで寝付かれなかったりして、生活のリズムが乱れがちになるのも、原因です。

     

     

    夏バテ対策

     

    ★充分な水分補給を
    成人の体の水分は60~65%と言われていますが、65歳以上の高齢者では50~55%と減少していきます。その上何もしなくても1日に 2000ml 以上もの水分が奪われていきます。
    食事からも水分は摂取されますが、1日コップ(200ml)7~8杯の水分は摂りましょう。

     

    ★充分な睡眠をとる
    生活リズムを整え、睡眠をきちんととるようにします。
    寝苦しさなどで夜間の睡眠が充分にとれない場合は、昼寝で補う事も大切です。夏は、暑くて寝苦しかったり、蚊の襲撃があったり、夏休みがあったりで、どうしても夜遊びとか夜更かしをしがちです。でもでも、夏ばて防止のためにはちゃんと睡眠をとることが大切です。

     

    ★しっかりとした食事をとる
    暑くなると、ついつい冷たいものや麺類で済ませてしまいがちなりますが、注意が必要です。
    冷たいものばかり採っていると、内臓を冷やしすぎて更なる食欲不振や体調不良の原因にもなりかねません。
    夏場の健康を維持するためには、基礎体力維持効果のあるタンパク質や疲労回復効果の高いビタミンなどの栄養素を多く含んだ食材を工夫して摂りたいです。
    特に夏野菜には体の熱を冷ましてくれる役目があり、またビタミンも豊富で、清涼感を与えてくれるものが多くあります。

     

    夏バテ対策はこまめな水分補給、十分な睡眠と食事です。

    しかし忘れてはいけないのが適度な運動です。適度な運動は、しっかりした睡眠にもつながりますし、食事も美味しく頂けます。

    運動したくなくなるこれからの時期ですが、スポーツジムを上手に活用して、厳しい暑さを乗り切りましょう。

    . . . 2015年07月06日更新